新井貴浩氏 冬よりつらい「夏の護摩行」に挑戦

2019年01月24日 20時37分

ファンに感謝した新井氏

 昨季限りで現役を引退したプロ野球・広島の“レジェンド”新井貴浩氏(41=現野球解説者)、お笑いコンビ「ザ・ギース」の“カープ芸人”尾関高文(41)が24日、東京・銀座の広島アンテナショップTAUでトークショーを行った。

 ビシッとしたスーツ姿で現れた新井氏は「現役を終えて2〜3キロ痩せた。もともと太りやすい体質なので、後輩たちにも『絶対太りますよ、期待してます』と言われていた。絶対太らないと思って、時間がある時はプールなどで体を動かしていた。今は筋肉痛がないのが違いかな。シーズンオフは週に5回トレーニングしていたので、朝起きたら必ずどこかが筋肉痛だった」と胸を張った。

 続けて「いつもならクリスマスが終わったあたりから『年越して2週間したら護摩行だ、それからキャンプだ』とゆううつになっていたが、今年は精神的に負担が減った。護摩行は行きたくないが、精神的に逃げたくなかった。今年も誘われたが、引退したので行かなかった。その代わり、夏に行こうと思っている。お弟子さんから、冬より夏のほうが死にそうにつらいと聞いたので、行ってみようと思っている」と新たな挑戦について明かした。

 現在、指導者としてのオファーはなく、再びカープのユニホームに袖を通すことについて「話はこないと思う」と謙遜気味に否定した。

「期待するのは野間。30盗塁はしてほしい」と後輩にハッパをかけ、ドラフト1位の小園海斗(18=報徳学園)ばかりに注目が集まる若手について「会沢(翼=30)が、3位の林(晃汰、18=智弁和歌山)は『バッティングがすごく良くて、これまで見た高卒選手の中で一番』と断言していた」と話した。

 日本一の夢はかなわなかったが「僕は、ほとんど何もせずベンチで応援していただけ。若い選手が一生懸命やる姿を見て、悔いはない。今でも、ふとした瞬間に黒田(博樹=43)さんと抱き合った優勝したシーン(2016年)を思い出してジーンとくる。言葉にならず、2人でおえつした」と思い出を語った。

 今でも近くを通りかかると市民球場跡地を訪れるという。「苦しかった思い出が詰まった場所で、僕の原点。静かに昔を思い出す。今となってはすべていい思い出。苦しいことばかりの20年だったが、いろいろな出会いがあり、たくさんのファンに応援していただいた。本当に皆さんのおかげ」とファンに感謝した。

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