宇野氏 中日・根尾に「らしさ思いきって出してほしい」

2019年01月18日 16時30分

根尾(右)と握手する宇野氏

 中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が17日、選手会の合同自主トレが行われているナゴヤ球場で、同じ背番号7をつけたOBの宇野勝氏(60=本紙評論家)と初対面した。

 根尾が希望している遊撃で、背番号7を最も長い14年間も背負った大先輩となる宇野氏。黄金ルーキーの第一印象について「悪い印象があるわけない。みんなが思っている真面目だという感覚が、プロに入ってからの対応力が楽しみ」と語った。

 宇野氏が振り返るのは1988年の“事件”だ。今回の根尾と同様に当時、立浪がドラフト1位で入団すると、星野監督に呼ばれ「俺は立浪を打てても打てなくてもショートで使う」と通告されたという。正遊撃手として前年に全試合出場でベストナインを受賞していた宇野氏は「俺はどうするんですか?って星野さんに聞いたら『お前はゲームに出ないわけじゃないから』と言われて二塁へ回った。すごい決断をするなと思った」と打ち明ける。

 その上で、昨年まで遊撃レギュラーを務めた京田がいるだけに宇野氏は「レギュラーでやっていた人間をまた“どかして”みたいなことになれば(自分の時と)非常にダブる。ただ、立浪はそれに成績で応えたし、ましてその年は優勝しているからね」。根尾の開幕スタメンの可能性について「これは(与田)監督が決めることで、俺が決めることじゃないからね」と言いつつも「(春季キャンプ中の)最初の実戦で結果を出したらスパッと行くんじゃないか」と期待を寄せた。

 根尾へのアドバイスとしては「高校時代でやってきたものを、自分のものを殺してまでやってほしくない。素晴らしい選手なので、根尾らしさを思い切って出してほしい。ホームランを打ったり、肩が強かったり、足が速かったり、どの部分でもいいから目立ったほうがいい」。宇野氏とがっちり握手を交わした根尾は「ありがとうございます。頑張ります」と力強く答えた。

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