原巨人大歓迎 新屋内ブルペンの新マウンドはメジャー仕様!?

2019年01月18日 16時30分

原監督もニンマリ

 覇権奪回を目指す巨人をキャンプ地が強力バックアップだ。チームがキャンプを張る宮崎県総合運動公園内に今春、球団待望の新屋内型ブルペンが誕生する。原辰徳監督(60)も大歓迎の新たなブルペンは、メイン球場であるサンマリンスタジアムに隣接。練習効率や集客面で高い効果が見込まれているが、そのマウンドを巡っては“メジャー仕様”に統一するとの情報も…。いったい、どんな意図があるのか。

 新たなブルペンが設置されるのは、主に一軍が使用するサンマリンスタジアムの三塁側出口付近。宮崎県によると、6人同時投げが可能で、太陽光を取り込む天井、トイレ、更衣室付き。総工費は同じく新設されたサブグラウンドも含め約1億6500万円といい、今月末の完成を予定している。

 これまでのブルペンは球場から徒歩30分ほど離れた広大な公園内の対極に位置していた。そのため投手陣はサンマリンスタジアムでウオーミングアップを済ませると、車でブルペンへ移動。その後も練習メニューに合わせてたびたび移動を強いられていた。同じ宮崎市内でもソフトバンクやオリックスのキャンプ地は主要施設が密集している。この点が巨人キャンプから近年ファンの足が遠のいている原因の一つとも指摘されていた。

 今回の新ブルペンが完成すれば投手は肩を冷やすことなく移動ができる上、ファンもお目当ての選手を追いかけることが容易になる。原監督も「我々にとってもファンの人たちにもいいだろうね。すべてがいいと思う。あんまり時間を使うことなく移動できるというのはありがたい」と感謝した。

 巨人とファンにはいいことずくめの新ブルペン誕生だが、投手陣にとって気になるのはマウンドの仕様だろう。実は今回、関係者への取材で巨人が今春のキャンプで使用するマウンドに関しては、サンマリンスタジアムも含め、すべてレンガを埋めて土台を固めたメジャー仕様に統一することが検討されていることが分かった。

 国内球団では、すでに広島や中日などが今季から本拠地球場のマウンドをメジャー仕様に変更することを検討している。巨人も例外ではなく、関係者によれば「今年はメジャー帰りの岩隈が入団したということもあるし、これを機に“巨人から世界で通用する投手を育てよう”というのも理由」だという。

 メジャー仕様の硬質マウンドは土が掘れにくく、1試合を通じて同じ状態を保てることで、特にリリーフ投手にメリットがあるといわれる。巨人投手陣は昨季リーグトップの防御率3・63を記録したが、救援陣はリーグ5位の4・12と精彩を欠き、V逸の主要因となった。今回のメジャー仕様マウンド導入もその改善を狙ってのことなのか…。

 現時点で東京ドームのマウンド仕様は未定だが、キャンプでの反応次第で変更される可能性はある。巨人の宮崎キャンプを訪れる際は必見の新ブルペン。そこで投げる投手たちの足元にも注目だ。