ソフトB武田の技術最強論 「三種の神器」使って投球フォーム作り

2019年01月11日 16時30分

平均台に乗り、ネットスローする武田

 ソフトバンクの武田翔太投手(25)が10日、福岡・春日市での自主トレを公開した。スポーツは「心・技・体」と言われる中で今オフの武田は「技」にこだわっており「フォームづくりをメインにやっています。体力面もやっていますけど、もともとありますし、技術が一番大事。体をつくっても使い方がうまくないと無意味なので」と、自主トレ期間中に徹底して技術の向上に取り組むことを宣言した。

「心・技・体」の中で“技術最強論”を提唱する武田は「メンタルが弱いとか言うけど、なぜそうなるかということ。技術面でしっかりとした形を作り上げれば不安もなくなる。体を鍛えても勝負するのは技術。一番最初が技術」と言い切る。

 この日もその言葉通りのトレーニングで、グラウンド上に登場したのは、武田が「三種の神器」と話すアイテムだ。キャッチボールの際には医療用のギプスを装着。さらには傾斜のついた踏み台、そして平均台を足場にして、木の棒を振ったり、実際にボールを投じたりするなど、投球フォームづくりに専念した。

 いずれも久保二軍投手コーチのアドバイスのもとで取り入れている練習だ。昨季は二軍落ちを経験。その際に久保コーチから指導を受けて「自分に合っているなと思った」。下半身を使わない意識で全身を連動させて投げることに取り組んできた。

 自主トレでは同じく久保コーチの理論のもとで覚醒した大竹とタッグを組み、互いにチェックをしながら投球フォームを追求している。完成形にはたどり着いているものの、誤差を修正して好不調の波を小さくすることが現在の課題だという。

 昨季の武田は4勝9敗。その屈辱を晴らすべくトレーニングに没頭している。