マー君休日返上トレの日に東尾コーチはギャンブル

2013年03月21日 11時00分

 キューバ戦前の3月4日の休養日。福岡工大グラウンドでは、田中(楽天)と大隣(ソフトバンク)が休日返上で調整練習を行っていた。だがそれを見守ったのは、与田投手コーチだけ。チーフ格の東尾投手総合コーチは何をしていたかというと…。なんとレース場にいた。

 ただでさえ、東尾コーチは宮崎合宿中の休養日(2月19日)にイベント出演のため、一時帰京して現場のひんしゅくを買ったばかり。田中をはじめとした投手陣との関係は、これを機に修復不可能になった。息抜きのギャンブルをしたっていいが、せめて選手に分からないようにすべきではなかったか。選手が「オレらが休日返上でベストを尽くしているときになぜ?」と不信感を抱いても仕方ないだろう。

 ちなみに同日、山本監督は親しい記者を連れ、福岡市内の映画館で時を過ごしていた。

 与田コーチについても「東尾さんよりマシなだけで、不調の投手に対してのフォローが一切ないのは同じ。内海(巨人)やマー君がボロボロになったのはコーチのせいですよ。だから最後は誰もまともに話を聞かなった」(主力投手)。

 選手と首脳陣とのわだかまりが深刻化する現場で唯一、気遣いを見せていたのが立浪打撃コーチだった。「宮崎からアメリカまで、裏方さんたちは一度も決起集会に呼ばれなかった。チームの結束を強めるための会なら、メジャーの選手を誘う前に、普段支えてくれている人を呼ぶべきでしょう。それを知った立浪さんが『申し訳なかった』と頭を下げて、裏方さん全員に500ドルほど手渡し、食事会も開いて労をねぎらってくれたそうです」(主力野手)

 合宿期間中からNPBの対応のまずさにも、選手やスタッフのイライラは募っていた。「荷物が練習日に届かない、代表スタッフのパスがなぜか出ていない…。もう挙げればキリがありませんよ」と某選手。そうした現場のストレスを一身に受け止めていたのが、主将を務めた阿部だった。

 すでに自身は“代表引退”を表明しているが、親しい周囲には「このままでは次回参加する選手たちがかわいそうだ。チームの在り方や運営方法について、ちょっと苦言を呈そうかと思う」と語っているという。