【WBC】阪神OBが侍首脳陣バッサリ“能見被弾は防げた”

2013年03月19日 20時00分

 阪神OBが、侍ジャパンがWBC準決勝で敗れた原因は山本浩二監督(66)ら首脳陣の情報収集力不足だと断罪した。

 

 7回に決勝打となる痛恨の一発を浴びた能見篤史投手(33)。この場面について投手出身の虎OBは「嫌な予感がしたんだ。決して結果論で言っているわけじゃない。能見はシーズン中から、ああいう展開に弱い。そういうことを首脳陣は把握してなかったのか」と首をかしげる。

 

 このOBが疑問視しているのは7回表も能見を続投させたことだ。「直前の6回裏の攻撃で二死三塁の同点のチャンスを逃している。阪神でもこういう時の失点が多い投手。まったく危なげない投球をしていてもチームの流れが悪くなった時に踏ん張り切れないところがある。台湾戦の失点もそうだったはずだ。遅くても7回の先頭打者を出塁させたところで代えるべきだった」

 

 8日の台湾戦で先発した能見は2回まで無失点と順調な滑り出しを見せながらも、3回裏の先頭打者に二塁打を許した後、3四死球と乱れて押し出しで先制点を許してしまった。この時も直前の3回表の攻撃で一死二塁、二死三塁という得点機を逃している。

 

 同じ失敗を繰り返してしまったことに前出のOBは「確かに打たれた能見にも問題はあるかもしれないが、こういう傾向はシーズンを見ていればわかるはず。現場から離れている首脳陣が多かったことも原因かもしれないが、リサーチ不足としか言いようがない。絶対に追加点を許せない場面だっただけに、悔やんでも悔やみ切れない采配だ」とバッサリだ。

 

 能見の“弱点”を把握していれば、致命的な一発を未然に防げたかもしれない。そう思うと悔いが残る結末だ。