中日・根尾“二刀流”復活か 与田監督が意味深発言「活躍できる場所を探してあげないと」

2018年12月31日 16時30分

また根尾のピッチングが見られるのか

 中日にドラフト1位で入団した根尾昂内野手(大阪桐蔭)に“二刀流復活プラン”が持ち上がっている。「ショート1本」を公言してきた根尾だが、与田監督が意味深発言。「まずは慣れ親しんだショートからスタートさせるけど、すべての部分で非常に優れた能力がある選手だと思っているので、根尾がしっかりと活躍できる場所を探してあげないと。それが一番私の大事な仕事だと思う」と、今後は遊撃以外のポジションに就かせる可能性を示唆する。

 その上で指揮官は、根尾に遊撃以外の適性について「あると思う。他の過去のプロ野球選手だってみんなそう。投手から打者に転向にして成功した選手もいるし、すべての選手にさまざまな可能性があると思うので、それをしっかり見極めていく」ときっぱり。

 現役時代に郭源治の故障でいきなり1年目から抑えに抜てきされた自身の例を挙げながら与田監督は「現実に僕自身が開幕直前に急に抑えになったわけで。1年目にああいうことが起こるなんて全く考えてもないし、そんな調整もしたこともないうちにシーズンがスタートしてしまった。それが適所だったかは分からないけど、みんないろんな可能性があるということですよ」と訴える。

 これにチーム関係者は「与田監督は根尾に野手だけでなく、投手としての可能性もまだ諦めてほしくないと思っているのでは。二刀流はもちろん、野手から投手になって成功した例はほとんど聞いたことがない。それが根尾なら今後、球界の常識を打ち破るぐらいの結果を残すだろうという与田監督の究極の期待の表れだと思う」とみている。

 これに根尾も「一番力が出せるところは自分の中ではショートだと思っているけど、まだ(プロに)入ってやってない。そこで勝負したい気持ちはあるけど、まだこれから分からないところもたくさんあるので、やっていって決まると思う」とあくまでチーム方針には従うつもりだ。

 根尾育成プランについて与田監督は「実は違うポジションが合うんじゃないかとか、そう感じることがあれば本人と相談しながらやっていく」と明かす。元中日監督の落合氏もラジオ番組で「将来的に考えてセンター。でもピッチャーも見てみたい」と熱望している。今後、根尾の投手起用や「二刀流」が実現するのか注目される。

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