ソフトバンク・内川 来年はさらば悲壮感

2018年12月26日 16時30分

情報番組のMCを務めた内川(右)

 ソフトバンクの内川聖一内野手(36)が25日、RKB毎日放送の情報番組「今日感テレビ」に生出演。MC役を務めた。すでに新たな一年に向けて始動している。チームのV旅行後にはハワイで居残りトレーニングを敢行したが、そこでポジティブさにあふれる“五十嵐イズム”に触れたことで心身両面での大きなプラスになったという。

内川のMC役は、同番組での公約を達成できなかったための罰ゲームだったが、さすがのトーク力で番組も大盛り上がり。「いい経験をさせてもらいました」と笑顔を浮かべた。

 今季は故障に苦しみ出場は71試合止まり。2年連続で規定打席に到達しなかった。2019年は勝負のシーズンにもなる。そこで今オフはチームの日本一旅行後もハワイに居残りトレーニングを決行。例年なら本格的に動くのは年明けからだが、あえて始動を早めて黙々と汗を流した。

 これが大いにプラスになったようだ。「自分の中で何かを変えたかった。有意義に過ごすことができた。球場を独り占めにして、自分のためだけに時間を使うことができた。自分を見つめ直すことができました」。新たな気付きもあったという。内川は「悲壮感が漂っているのはやめたいなと思った」とポジティブ化を目標に掲げた。

 きっかけはチームを自由契約となり所属先未定の五十嵐だった。同じくV旅行参加後にハワイに残っていて一緒に練習も行うことになったが、落ち込むどころか、むしろ明るく輝いていたという。「悲壮感もなく、たくましいなと思いましたね。2人で同じグラウンドでもやれて、何歳になっても向上しようとしている姿は見ていて勉強になりました。ものすごく前向きにやっていて」

 もとより米球界経験もある右腕は逆境でも状況に応じて楽しむようなポジティブな性格だ。一昨年は37歳にしてオフの間にメキシコのウインターリーグに参戦。チームの勘違いで先発要員にされると、文句を言うどころか「可能性が広がった」と最長8イニングを投げたこともあった。

 内川は責任感が強く、自身も認めるところだが、どうしても背負い込みすぎてしまうところがある。それが結果的に悲壮感として周囲に映ってしまうこともある。そんな中で、自らにも刺激にもなった五十嵐の姿に大いに感銘を受けたようだ。

 ハワイのトレーニングで心身ともに来季への準備が整った内川。逆襲のシーズンが始まる。