ヤクルト山田 メジャー挑戦の本気度「シークレットです」と答えるも…

2018年12月22日 16時30分

ベースを手に笑顔の山田哲

 日本プロ野球で史上初の3度目のトリプルスリーを達成したヤクルト・山田哲人内野手(26)が21日、1億5000万円増の年俸4億3000万円プラス出来高でサイン。近い将来のメジャー挑戦がささやかれている。

 140試合に出場した山田哲の今季は、打率3割1分5厘、34本塁打、89打点。33盗塁で盗塁王のタイトルも獲得した。球団史上最高額(外国人を除く)の年俸に「すごい評価してもらった。走塁でも打撃の部分でも評価してもらったので、うれしかったです」と話した。

 そんな山田哲とゴールデン・グラブ賞をめぐり争うライバルの広島・菊池涼が同じ日に近い将来の大リーグ挑戦を表明。交渉の場でメジャーの話をしたのか問われた山田哲は「シークレットです」と意味深に答えた。

 交渉に同席した斎藤チーム運営部参事は「(11月の)日米野球から帰ってきた後に話したら『今のところそういう(メジャー挑戦の)気持ちは出てきていない』と言っていた」と明かした上で「今日はその話はしていないです」としたが…。

 球界関係者の話を総合すると、山田哲はまったく大リーグに興味がないわけではない。日米野球ではMLB選抜で来日した前田(ドジャース)との会話の中でメジャー志望をほのめかす発言をしていたという。

 球団サイドも「いなくては困る選手」(衣笠球団社長)としながらも、2011年に青木のポスティングシステムを利用しての大リーグ挑戦を認めている“実績”があるだけに、山田哲にとっての障害はそれほど多くない。

 来季に向けては「今年の(自分の出した)数字をすべて上回りたい」と話した後に「と、ゴールデン・グラブ賞です」とした山田哲。来年は1年契約で、順調ならば再来年に国内FA権を取得が可能。ポスティングシステムを利用しての大リーグ挑戦をするのか、来オフの動向はいかに。(金額は推定)