西武・内海 背番号27に「(26より)一つでも上に行くという気持ちで」

2018年12月21日 12時58分

入団会見で笑顔を見せる内海

 FA権を行使して巨人入りした炭谷銀仁朗捕手(31)の人的補償として西武が指名した内海哲也投手(36)が21日、メットライフドームに隣接する西武球団事務所で入団会見を行った。

「来シーズンから西武ライオンズさんにお世話になります。内海哲也です。よろしくお願いします!」

 こう会見の冒頭で切り出した内海。巨人での15年間を振り返りながら「数々の経験をさせてもらったので思い出すことばかり。それを生かせるよう頑張ります」と前を向いた。

 前日、巨人の球団事務所に呼ばれ「初めに『ちょっと来てくれ』と言われた時にそうだろうな、と思った。(広島と西武の)どっちだろうなと思った。子供も4人いますし“逆の方”だけは…と思いました。今日も来る時にちょっと距離もありましたが、それは慣れだと思いますし…」と持ち前の話術で報道陣を笑わせた。

 その後は「年齢的なものもありますし、最後にこういうふうに呼んでもらってひと花じゃないですけど、ライオンズで頑張りたいなと素直に思いました」と新天地での決意でしっかりとまとめた。

 背番号は愛着のある「26」がドラフト4位ルーキー・粟津凱士投手(21=東日本国際大)にすでに渡っていたため、炭谷のつけていた「27」に決まった。その経緯についても「いろいろと候補があった中で、一つでも上に行くという気持ちで27にしました」といかにも内海らしい言葉で語った。

 内海は2003年ドラフト自由獲得枠で巨人に入団。ローテーションの軸として11、12年に2年連続最多勝(18勝、15勝)を獲得するなど、長くローテーションの軸として活躍した。ここ5年は勝ち星も1ケタ台に低迷し今季は15試合(82回)で5勝5敗、防御率4・17の成績だった。

 これで巨人から西武へFAの人的補償で移籍する選手は05年の江藤智内野手(豊田清投手の補償)、13年の脇谷亮太内野手(片岡治大内野手の補償)、17年の高木勇人投手(野上亮磨投手の補償)に続き2年連続4人目となった。