キューバ選手“亡命せずMLB移籍”にソフトバンクは「補強に影響ある」

2018年12月20日 20時05分

 キューバ野球連盟(FCB)と良好な関係を構築し、デスパイネ、モイネロら同国の有望選手が所属するソフトバンク。米大リーグ(MLB)とその選手会は現地時間19日(日本時間20日)、FCBとの間でキューバ人選手が亡命せずに北米球団と契約できる内容の協定に合意した。

 ソフトバンク・三笠球団統括本部長はこの日「まだどんな影響があるのかなというのをしっかり見極めたい段階。実際どういう制度というか、ポスティングのような制度ということだから、影響があると思うが、どれくらい影響があるのか、制度の中身とかを見てみないとなんとも言えない。ただ、キューバ選手がどうなるかという意味では影響があると思います」と語った。

 これから速やかに合意内容を調査して注視する構えだが、同本部長は「一般論としてはいいことなんじゃないかなと思っている。いままでエージェントが亡命を促して、秘密裏にこうしてというのがあったと思うので。世界の野球界全体からしたら歓迎することなのかなと思う」と見解を示した。

 キューバ選手を巡って今後、メジャー球団との争奪戦が予想されるが、同本部長は「ホークスは結果的に関係良好でキューバ選手が多くなっているが、もともと『キューバ一本縛り』みたいな戦略で(外国人補強を)考えているわけではない。そこはいろんな状況に応じて選手を獲っていく」と方針転換の可能性を認めつつも「キューバは野球大国で魅力的な選手が多いので、これからも球団として魅力を伝えていきたい」と選手獲得においても世界レベルを目指す球団らしく、メジャー球団を相手にも強気な姿勢を貫いた。