球界の未来守る 巨人4番・岡本が人気ユーチューバー軍団に宣戦布告!

2018年12月20日 16時30分

大昇給の岡本

 巨人の若き4番が“打倒HIKAKIN”の大目標を掲げた。岡本和真内野手(22)が19日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季1200万円から6800万円増になる8000万円でサインした。契約後の会見は、まさに“岡本ワールド”全開。球界の未来を守るため、なんと人気ユーチューバー軍団に宣戦布告した。

 567%増は2005年のヤクルト・青木(1000万円→6800万円)に迫る、球史でも記録的なアップ率。大盤振る舞いも、この男に限っては当然だろう。4年目の今季は開幕スタメンを勝ち取ると、交流戦途中から4番に座って全143試合に出場。プロ野球史上最年少で打率3割、30本塁打、100打点(打率3割9厘、33本塁打、100打点)をマークするなど、4年連続V逸したチームにあって希望の星になった。

 交渉の席では球団側から「今年に関しては文句のつけようがない」と最大限の評価を得た。5年目のジャンプアップに思わず笑みがこぼれる。年俸額への率直な思いを聞かれると「こんなに変わるんだ、って。(今までは)上がったり下がったりだったんですけれど、ビックリしています。使い道? 税金関係なく、全部貯金します」と白い歯をのぞかせた。

 1億円の大台も一気に目前。それでも巨人の若き4番は未来を見ている。先日、菅野が球界の裾野拡大のため、将来的な“10億円プレーヤー”の誕生を願ったように、岡本の夢も子供たちの憧れの存在になること。となれば“ライバル”は球界の外にもいる。

「ジャンルは違いますけれど…」と名指ししたのは、HIKAKINをはじめとする人気ユーチューバーの面々だった。近年、ユーチューバーに代表されるネット動画配信ビジネスの成長は目覚ましく、HIKAKINクラスの人気者になれば、年収は軽く1億円を超えるといわれる。

「子供たちがユーチューバーになりたいというのは(収入の)金額を見てなりたいというのもあると思う。野球も子供が見て『こんなに、もらえるんだ』というのが夢につながると思う。決していやらしい意味ではなく、僕もそういうプレーヤーになれれば胸を張れるかな」。表情は真剣そのものだ。

 大きな夢をかなえるためにも来季が重要だ。もちろん慢心はない。「まずはチームの優勝、日本一に貢献できるように。個人的には1年だけだと言われるのは嫌ですし、毎年キャリアハイというのが理想。来年は世間の期待値も変わる。球団からは『打率3割、30本塁打、100打点は最低ライン。40本、120打点を』と言われたので、しっかり達成できるようにやっていきたい」

 球界の未来を背負う4番打者を目指して、2019年もさらなる飛躍の年にする。

(金額は推定)