広島・大瀬良 異例の“大口”「ノーヒッター、完全試合やってみたい」

2018年12月20日 16時30分

大瀬良大地

 広島の大瀬良大地投手(27)が19日、本紙に理想のエース像を明かした。今季は自己最多の27試合に登板し、いずれもキャリアハイとなる15勝(7敗)、防御率2・62で初の最多勝と最高勝率のタイトルを獲得。球団史上初のリーグ3連覇に貢献した右腕は「まずチームを勝ちに導けること。そしてチームのみんなから信頼されること。それは実力だけでなく、人間的な部分でも信頼されることです」と自らに言い聞かせた。

 お手本は元チームメートの前田健太(30=ドジャース)、2016年に引退した黒田博樹氏(43)だ。「マエケンさん、黒田さんは、そういうものを持っていましたし、同じ投手として、そうありたいですね」と、先輩の歩んだ道をそのまま継承するといい、「投手としての部分だけでなく(2人が広島にいた時の)生活だったりは、まねしていきたいなと思っています」とキッパリ。

 その次元に向かうため、来季は投球回200回と、先発で7回以上を投げて自責点2以下に抑えるハイクオリティースタートを目標に掲げた。

 さらには「野球を始めてからノーヒットノーランもパーフェクトも一度もやったことがないので(野球人生が)終わるまでに一度はやってみたいですね」と目を輝かせる。控えめな男にしては異例の“大口”は、今季つかんだ自信の表れといえる。

 鯉の絶対エース、そして球界を代表する大投手へ。「(チームの)柱になりたい。継続していい成績を残していけたら。来年以降がすごく大事」と言い切る大瀬良の横顔にはエースの風格が漂っている。