中日の選手会長・福田 慰問に訪れた病院で逆激励

2018年12月18日 16時30分

“集中砲火”を浴びた福田

 中日の選手会長・福田永将内野手(30)に熱狂的ドラファンから“愛のムチ”が飛んだ。福田は17日、松井佑、岡田、佐藤とともに名古屋市内の名古屋記念病院を慰問。新生児との対面や、闘病中の子供たちと触れ合うなど、約100人の入院患者にユニホーム姿でサインや写真撮影に応じて全病棟を回った。

「この病院に来たのは初めて。喜んでいただけたかなと思う。やって良かったです」と話した福田。ところが、竜党が多い高齢者の病棟を訪れた際、福田だけ“集中砲火”を浴びてしまい、同病院の長谷川真司院長は「患者さんからボコボコにされてしまった」と申し訳なさそう。70歳ぐらいのおじいさんから「ランナーがいる時に、もっと打たないとダメだろ!」とダメ出しされる一幕まであったそうで、福田は「いろいろと叱咤激励を頂いた。その通りだと思った」と猛省するしかなかった。

 今季から選手会長に就任。出場133試合で打率2割6分1厘、13本塁打、63打点の成績を残し、プロ12年目で初めて規定打席に到達した。しかし、不振によるスタメン落ちもあり、チームは6年連続Bクラスの5位に沈んだ。今年から加入した松坂効果で主催試合の観客動員はアップしたが、中日の勝負弱さには竜党の不満もたまるばかりだ。

 そんな中、ここ数日間、会話できなかったほぼ寝たきりの80代男性患者を慰問した際、4選手の姿を見るや、男性が「頑張れ!」と声を発し、担当看護師が思わず涙するシーンもあった。「やっぱり熱狂的なファンの方がいるので、もっと頑張らないといけない」と意気込む福田は、結果で喜んでもらうしかない。