日本ハムから移籍・高梨 ヤクルト1日1本! 千里の道も一歩から

2018年12月17日 16時30分

日本ハムの施設で練習を続ける高梨

 千里の道も一歩から――。日本ハムから交換トレードでヤクルトへの移籍が決まった高梨裕稔投手(27)が、新天地での活躍を胸に寒空の下で黙々とトレーニングを行っている。16日は千葉県鎌ケ谷市内にある日本ハムの球団施設でブルペン入り。たっぷりと汗を流し「(トレードが決まってから)ヤクルトを毎日飲んでます。気持ちの面だけでも…って感じですかね」と笑みを浮かべた。

 2013年のドラフト4位で日本ハムに入団。3年目の16年にブレークし、10勝2敗で新人王に輝き、日本一にも貢献した。しかし、その後は7勝7敗→5勝7敗と成績は下降線をたどり、チームがV奪回を目指しオリックスを自由契約になった金子や“台湾の大王”王柏融を獲得する中で、トレードを通告された。

 高梨は「自分は人見知りなので、そこが不安ですかね。知り合いもいないので」と不安を口にする。ただ、少しでも早くなじめるよう努力を重ねているという。1日1本のヤクルトに加え「心機一転」と、それまで明るめだった髪色を暗い色に染め直した。「やっぱり自分から積極的にいかないと始まらないですからね。同級生の選手はもちろん、ベテランの方にも自分から話を聞きに行きたいと思います」と自己変革への決意は固い。お近づきになりたい投手にベテラン左腕・石川の名前を挙げ「長年続けられている投手。神宮での勝ち方や気をつけることを聞いてみたいです」と目を輝かせる。

 似たような“ファミリー球団”ではあるが、チームカラーは微妙に異なる。「ヤクルトの練習はファイターズより厳しいと聞きます。どんな練習にもついていけるような体づくりをしています」。高梨の戦いはすでに始まっている。