阪神 福留に「G倒隊長」の期待

2018年12月13日 16時30分

気合十分の福留

 阪神・福留孝介外野手(41)が“打倒・巨人”へ気合十分だ。「間違いなく(大型補強で)戦力は上がっている。ただ、全試合勝てるかといったらそうではない。相手に臆することなくどんどんやっていけばいい。失うものはない」と声を大に訴え、アテネ五輪や2009年WBCで共に戦い巨人入りが決まった岩隈久志投手(37)との対戦にも「何年かたっているのでイメージというのは変わってくる。どうなるかは開幕してからの楽しみ」と腕をぶす。

 そんな頼れるベテランに望まれているのが“G倒隊長”だ。「巨人にはめっぽう強い。連敗しているときでも一人だけ打っていた。逆に若手選手は注目度の高い巨人戦を苦手とする傾向がある。年齢を考えて来年も休みを入れながらの起用になると思うが、巨人戦だけは全試合、できればフルで出てほしい。その分、他チームとの対戦で休んでもらってでも…」(チーム関係者)

 今季はコンディションを考慮され巨人戦でも休養日や途中出場があったが、チームは甲子園で6連敗するなど対巨人戦は8勝16敗1分けとボロボロ。伝統の一戦にもかかわらず、観客の入りも悪化するなど来季への重要課題となった。そこでチームきってのGキラーに宿敵との直接対決だけでも全試合出場を果たしてもらいたいというわけ。

 12日、大阪でラジオ番組に出演した福留は来年に向けた漢字に「前」を選んだ。「この状況を打破していくために前進するしかない」。来季もベテランにかかる期待は大きい。