西武の多和田&森 見事なボケとツッコミで広島の大瀬良&会沢を“完封”

2018年12月12日 15時40分

バッテリー賞を受賞した森と会沢(前列左から)、多和田、大瀬良(後列左から)

「2018プロ野球最優秀バッテリー賞」の表彰式が12日、都内で行われ、セ・リーグは広島・大瀬良大地投手(27)&会沢翼捕手(30)が、パ・リーグは西武・多和田真三郎投手(25)&森友哉捕手(23)がそれぞれ選出された。特別賞には巨人・菅野智之投手(29)が選ばれた。

 広島コンビが「会沢さんと2人で取れた賞なので感謝しています」(大瀬良)、「取りたかった賞。大地の活躍がなければ今年の優勝はなかった」(会沢)と互いをたたえながら受賞の喜びを表したのに対し、若き西武バッテリーの相手評はどこかお笑い調だった。

 多和田が「マウンドに来る時は何の話をするのかと思ったら、野球の話をあまりしないので『おー!』っと思いましたね」と語れば、森も「自分が練習を終わって(選手サロンに)上がったら基本、お風呂に入って漫画を読んでいる。試合は『もう任せるよ』と、こんな感じです」と暴露し会場は爆笑。

 広島コンビが入念な相手打者分析を行い、密にコミュニケーションを取るなど互いの深い信頼関係を語っていただけに、会場ばかりか壇上の大瀬良、会沢も笑うしかなかった。

 森が2つ年上の多和田に対し「好きなところ? まず顔ですね。何か卵みたいな感じ。ずっとポーカーフェースなので抑えても打たれてもずっとこんな顔をしている。いいのか悪いのか分かりませんけど…」と語れば、多和田は「ホント、普通にナメてると思います。でもそれが森友哉なので。試合中はあまりアドバイスがないですね」と苦笑い。

 続けて森が「(嫌いなところは)まず時間にルーズ。沖縄タイムが出ていますね。一番記憶に残っているのは、登板日の試合前ミーティングに遅刻してきたこと」と裏話を明かせば、多和田は「そこはしっかり反省したい」とさらに会場を盛り上げた。

 今季最終戦となった日本ハム戦で、横尾の打球がスネを直撃した直後の対応について多和田が「タイムをかけて友哉がニコニコしながらマウンドに来た」と明かすと、森は「痛ないやろと思って行きました。ちょっとバカにしていた」。

 最後に森は「こういう賞が取れたので、来年もう一回取れるように多和田さんと頑張ってやっていきたい」とまとめたが、西武バッテリーは本来の賞の趣旨とは違うボケとツッコミの「お笑い部門」で、広島バッテリーを完封した。

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