【WBC】フォームで悩む中田に「自業自得」の声

2013年03月17日 16時00分

 WBCの大舞台でも打撃フォームをころころと変えている中田翔外野手(23=日本ハム)に、関係者が「またか」と苦笑している。

 

 侍ジャパンの「大砲」として期待された中田は、立浪打撃コーチの進言で宮崎合宿からすり足打法に取り組んだ。しかし、打球の飛距離が出ない焦りからか、2次ラウンド最終戦の直前に変更。立浪コーチに直訴した上で、所属先でのキャンプ中に取り組んでいた足を上げる昨年のフォームに戻して、12日のオランダ戦では中前打を放った。

 

 決勝トーナメントでの打撃フォームに関しては「立浪さんと話し合っていきたい」(中田)としているが、日本ハムでもおなじみの光景。昨年の自主トレでは「1年間ガニ股(打法)で通せるだけの下半身をつくりたい」と豪語しながら、肝心のガニ股打法はどこへやら。開幕から1か月もたたないうちに、ガニ股の痕跡さえ消え去っていた。

 

 昨季は最終的にリーグ2位の24本塁打を放ったものの、打率は2割3分9厘。その不確実性を改善する目的のすり足変更だったはず。チームには「代表コーチが所属チームに許可なく勝手にフォームをいじっている」「フォームを戻したい中田が立浪コーチに気を使って『どうしたらええんや』と悩んでいた」といった現場からの情報が舞い込んでいるが、よくよく考えると全ての原因は中田にある。

 

「中田は戻るべき原点のフォームがない上に人の話を聞きすぎる」というのは山田GM。入団からここまで何度も打撃フォームを改造してきた中田には、一つのフォームが3か月以上続いた経験がない。この調子だと、いつまでたっても“根無し草”のままだ。