【WBC】日本2次R敗退予想の元中日助っ人に「謝れ」

2013年03月17日 16時00分

 侍ジャパンが米メディア関係者に“謝罪要求”だ。WBC1次ラウンドから苦戦続きだったものの、終わってみれば2次ラウンド1組を1位で通過した。目標である3連覇もハッキリと見えてきたことで、チームからは「日本の2次ラウンド敗退を予想した『あの男たち』は間違いを認め、きちんと謝るべきだ」との声が噴出。“場外戦”まで勃発しかねない様相を呈している。

 

 糾弾の対象となっている「あの男たち」とは、かつて中日でも活躍した元ナショナルズのマット・ステアーズ氏(45)と元オリオールズのリック・デンプシー氏(63)。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」で専属アナリストを務めている両氏は1月11日(日本時間12日)に放送されたWBC特集の番組内で「日本は2次ラウンドで負ける」と予想。その衝撃発言を本紙が報じたことから、侍ジャパンの首脳陣や選手の間でも大きな波紋を呼んでいた。

 

 日本は1次ラウンドで格下のブラジルや中国に苦戦するなど“予想通り”になる危険性もあったことは確かだが、試合を重ねるごとに本来の実力を発揮。宿敵の韓国が1次ラウンドで姿を消すというラッキーな面はあったものの、投打の歯車がかみ合ってきたことでチームも成熟してきた。

 

 そんな日本の戦いぶりは、当然のことながら海の向こうにも届く。そこで焦りだしたのか、ステアーズ氏は8日(同9日)に放送された同局の番組で「日本はやはり強い。WBCで優勝する可能性が出てきた。選手個人の平均能力は前回大会よりも劣るが、チームワークが優れている」とコメント。つい2か月前に「日本は2次ラウンド敗退」と自らが予想したことには一切触れず、まるで“そんなことを言った覚えはない”と言わんばかりの姿勢で終始振る舞った。侍ジャパンの面々が「どういうことや」という気持ちになるのも当然だろう。

 

「『過ちは過ちと認めて謝れ!』と言いたい。日本が優勝したら(FOXの)番組に出てもいいから、ステアーズ、それにデンプシーの両氏は我々に頭を下げてほしいね」と日本代表関係者は声を荒らげた。

 

 2次ラウンド1位通過で勢いづく侍ジャパンだが、目指すのは3度目の頂点だ。実力で勝ち上がってステアーズ氏らの鼻を明かす――。そのモチベーションは依然、維持されている。