巨人・菅野の正妻は小林か、炭谷か

2018年12月04日 16時30分

契約を更改した小林

 巨人・小林誠司捕手(29)が3日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉を行い、600万円増の年俸6000万円でサインした。来季の捕手陣容はFAで炭谷の加入、阿部の捕手復帰で様変わり。開幕投手は絶対エース菅野が確定しているが、バッテリーを組むのは“正妻”の小林なのか、炭谷なのか…。そのカギを握る菅野と原監督との“直接会談”に注目が集まっている。 

 今季の小林は春先こそ首位打者に躍り出たが、5月以降は徐々に後退。最終的には規定打席に届かず、打率2割1分9厘、2本塁打、26打点に終わった。一方で、守備力は健在で盗塁阻止率(3割4分1厘)は3年連続でリーグトップに立ち、改めて強肩ぶりを知らしめた。契約を済ませた小林は「自分の力不足だし、まだまだ信頼を勝ち得ていないなという感じです」と振り返り「しっかり現実を受け止めて、力をつけて勝負していきたい」と前を向いた。

 そんな小林を取り巻く環境は厳しさを増している。炭谷が西武からFA移籍し、阿部も4年ぶりにマスクをかぶる。強打が売りの大城らもレギュラー取りをうかがうが、目下最大のライバルは炭谷だろう。原監督が小林以下の若手捕手陣に「(優勝を狙う上で)少し時期尚早」と危機感を抱いたからこその補強だったからだ。

 となると、来季の開幕バッテリーはどうなるのか。すでに開幕投手は2年連続で菅野が当確。原監督が指名し、右腕も大役を快諾している。気がかりなのは、誰が捕手を務めるのかだ。

 チーム内でも小林か炭谷かで議論は白熱し「(菅野)智之は捕手をえり好みをするようなレベルの投手ではないけど、やっぱり組みやすいのは気心知れた(小林)誠司でしょう」「いやいや、(炭谷)銀仁朗でしょう。監督が誠司では物足りないと判断したから獲ってきた選手ですから」と意見は真っ二つ。いずれにせよ、最終判断を下すのは原監督となる。

 そこで注目を集めるのが、エースと指揮官との間で持たれる意思確認の場だ。チームスタッフは「智之にとって、やはり誠司は特別な存在です。監督から『誰と組みたいか?』という話はあるはずです。そこで『誠司です』と言えるかどうか。そして、それを監督が認めるかどうかにかかっているでしょう」と語った。

 今季は一時的に菅野―小林バッテリーが解体されたが、菅野が首脳陣のヒアリングを受けた後に復活した経緯もある。開幕戦は来年3月29日の広島戦(マツダスタジアム)。果たして、扇の要にいるのは――。(金額は推定)