ソフトバンク 歓喜Vパレードの後に待つ?「大トレード」

2018年11月26日 16時30分

大勢のファンの声援に応える(左から)柳田、王球団会長、工藤監督

 ペナント奪回へ球団トップが注目発言だ。ソフトバンクの「日本一祝賀パレード」が25日行われ、後藤芳光球団社長兼オーナー代行(55)が今オフの補強方針について言及した。FAで獲得を目指していた浅村の楽天入りが決まったことで、オリックス・西獲得に全力を注いでいるが、同時並行で積極的なトレード補強を模索していることを明かした。

 西武の後塵を拝し、リーグ優勝を逃しながら球団初の「下克上日本一」を成し遂げたホークス。沿道に詰め掛けた約37万人の心温まる言葉に、後藤社長は「やっぱりレギュラーシーズンの優勝をなんとしても奪還しないといけない。(パレードのおかげで)いい雰囲気で来年に入っていける」と感謝し、かぶとの緒を締めた。

 ペナントは、あくまで敗者――。フロントトップとしてはそんな思いがあるようで「日本一になっちゃうと勝てちゃってるからね。『これでいいだろう』と思うと、一番それが間違い」。だからこそ、次に飛び出した言葉は例年になく覚悟がにじみ出ていた。「もちろんFAにも力を入れているが、この後、トレードの方も考えているところ。やっぱりフロントとしてやっていけることを最大限やっていきます」。来季開幕前までに金銭トレード、さらには複数選手が絡む大型トレードも含め、あらゆる可能性を排除せず積極的補強を模索していることを明かした。

 現状、チームの外国人枠も埋まり、FAで西の獲得を逃す事態ともなれば今オフの補強自体が厳しい状況となる。どうかじを切るかが注目されている中で、球団トップが前のめりに「トレード補強」をにおわせる注目発言だった。

 今オフは摂津、五十嵐、寺原ら実績組に戦力外通告するなど大胆な血の入れ替えを断行している。チームを活性化させる“攻めのトレード”が実現しそうだ。