杉内不倫醜聞で高額罰金の“厳重処分”

2013年03月08日 11時00分

 大一番の台湾戦を控えた侍ジャパンに激震が走った。今日8日発売の写真週刊誌「フライデー」に、ジャパンの左腕エース・杉内俊哉(32=巨人)が先月の代表宮崎合宿中に起こした不倫スキャンダル記事が掲載されることが7日判明し、関係各所が対応に追われた。所属球団の巨人は、即座に“厳罰処分”を科すと表明。だがそれだけで収まるほど、ジャパンの主力投手が起こした騒ぎの影響は小さくない――。

 

 

 杉内の不倫スキャンダルを受けた所属球団の巨人の対応は素早かった。つまりは、それだけ言い訳の効かない事態だったということだ。


 福岡からこの日移動した侍ジャパンが東京ドームでの公式練習を終えた午後6時前、東京都内の巨人球団事務所で、原沢球団代表が詰め掛けた報道陣の取材に応じた。


「巨人から送り出した代表選手が大会期間中の大事な時期にこういう騒ぎを起こしたことは、山本監督始め、関係者に深くおわびしないといけない」。同代表の声は怒りに震えているようだった。


 球団は、杉内を事情聴取し、本人が記事内容の通り女性との密会を認めたという。原沢代表が罰金を告げると「申し訳ありません。どんな処分でも受けます」と深い反省の色を示したという。金額は公表されていないが100万円は下らないとみられる。


 杉内自身はこの件について、練習後に対応することはなかった。だが原沢代表は「厳重注意で済む話ではない。(侍ジャパンの)チーム全体に迷惑をかけた責任は大きい。非常に残念」と語り「(罰金額は)明らかにできないが、小さい額ではない」と球団としては事態を重く受け止めていることをうかがわせた。


 また原沢代表はこの日の夕、巨人として正式に侍ジャパン・山本監督に電話で謝罪したという。今後、謹慎などの追加処分を下すつもりはないとしたが、杉内に対しては「しっかりけじめを付けて、グラウンドで責任を果たしてもらいたい」と語った。


 巨人の厳しい対応は、そのままWBC・日本ラウンドを主催する親会社の読売新聞の怒りの表れでもある。侍ジャパンが今後2次ラウンドで敗退するようなことにでもなれば、この件が原因と指摘されかねない。こんな事態で、果たして杉内は平常心でマウンドに立てるのか。


 侍ジャパンの左腕エースが厳しい立場に追い込まれた。