1日の日本シリーズ第5戦(ヤフオクドーム)、広島粘りのロングリリーフも実らなかった。4―3の6回、二死二塁。一打同点のピンチでマウンドに上がったフランスアは代打・長谷川勇を156キロの直球で一ゴロに仕留める。その後は7回、一死走者なしから明石に右翼席へ運ばれる同点アーチを被弾したものの、相手にリードは許さない。2回2/3を投げて2安打1失点。味方の援護を信じながらも最悪の結末を迎えてしまい、自ら浴びた一発を悔いたのか無言を貫いてバスに乗り込んだ。通訳を務めるクレートさんもこの日は「ノーコメントでお願いします。すみません」とだけ言い残して球場を後にした。