与田中日 近鉄色強い新コーチ陣に賛否両論の声

2018年10月30日 16時30分

左から阿波野秀幸氏、赤堀元之氏、村上隆行氏

 中日は29日、来季のコーチングスタッフを発表した。前ロッテ監督の伊東勤ヘッドコーチのほか、今季限りで現役を引退した荒木が二軍内野守備走塁コーチ、浅尾が二軍投手コーチに就任するなど10人が新任となる。

 その中で村上隆行一軍打撃コーチ、阿波野秀幸一軍投手コーチ、赤堀元之一軍投手コーチがいずれも現役時代は近鉄入団組で、立石充男二軍巡回野手コーチも2000年から4年間、守備走塁コーチを務めており、近鉄色が強い今回の組閣に賛否両論の声が上がっている。

 6年連続Bクラスからの再建を目指すとあって、球団関係者は「村上コーチは現役時代に“いてまえ打線”の中核を担ってきた人。熱血漢の佐々木(恭介)さんや中西太さんから指導を受けて2年目から遊撃のレギュラーを取っているし、同じような熱血指導で伸び悩んでいる(高橋)周平や堂上、福田はもちろん、何といっても根尾を育成してほしい」ともくろむ。別の関係者は「若武者と呼ばれた村上コーチは与田監督と同い年だし、お互いやりやすいと思う。それに浅尾だけでなく、村上、阿波野コーチもイケメンだし、そういう面での話題性も出るのでは」と期待している。

 その一方で「村上氏はコーチ経験がないし、もう一人の一軍打撃コーチの波留も同じ右打者だから、左打者をちゃんと教えられるか疑問。森監督がSDになって土井コーチが退任してライオンズ色がなくなったと思ったら今度は近鉄色になっちゃった…」と首をかしげる者も…。

 球団首脳は「与田監督を支えて、やりやすい布陣を、監督の意向に沿って決めたもの。そうやってみたら元近鉄の方が多くなったというだけの話で、近鉄の色を強くしようとやったわけでも何でもない」と意図的でないことを強調するが、いずれにせよ来季の与田竜はいきなり結果を残すしかない。