【ドラフト】広島1位小園は“天むす肉体改造”で急成長

2018年10月26日 16時30分

花束を受け取る小園

【ドラフト会議:1位の素顔と野望 広島1位=小園海斗内野手(18=報徳学園)】緒方監督が交渉権を獲得した瞬間に満面の笑みを浮かべた。報道陣から感想を問われると「ずっとドラフト1位という目標でやってきたので、それがかなってうれしく思います」と素直に喜んだ。

 今夏の甲子園ではチームを8強に導き、U18アジア選手権は打率5割2分4厘と活躍。50メートル走5秒8の俊足と遠投110メートルの強肩で三拍子揃ったプレーヤーとして大きな期待を寄せられている。4球団が競合する選手にまで成長できた裏には、昨秋から取り組んだ肉体改造の成果があった。

 母・こず江さん(43)が「朝練に遅れてもいいから朝食はしっかり取るように」と果物、ヨーグルトから白米にチェンジ。夕食も「300グラムくらい入る茶わんで4杯は食べさせていました」と振り返る。

 小園自身も学校内の人気メニューで増量を図った。それが「天むす」だ。クラスメートで部員の一人は「いつも2時間目が終わると売店でおむすびを売り始めるんです。教室から50~60メートルをダッシュして、4個、5個と買い込むんです。他のメンバーも走っていくんですけど、小園はいつも速かった」。あっという間に完売することもあるという天むすを早弁代わりに“もぐもぐタイム”として設け、昼休みは別に昼食を取る生活を繰り返した。

 その結果、昨秋73キロだった体重は83キロに。小学時代に所属した宝塚リトルの大先輩・山田哲人(ヤクルト)に憧れる小園がトリプルスリーを達成するのも夢ではないかもしれない。

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