【日本シリーズ】広島ナインが盗塁阻止率トップのソフトB甲斐に真っ向勝負! 機動力で「とにかく行く」

2018年10月24日 16時30分

行く気満々の田中広輔

 27日にマツダスタジアムで開幕する広島―ソフトバンクの「日本シリーズ」。広島は盗塁阻止率12球団トップのソフトバンク・甲斐に真っ向勝負を挑むつもりでいる。

「積極的に仕掛けていきますよ。ワンバウンドしたら行く。捕手がはじいても行く。とにかく行く」

 そう声を大にしたのは一塁ベースコーチを務める広瀬外野守備走塁コーチだ。もちろんライバルの正妻、甲斐が球界屈指の強肩の持ち主で、12球団トップの盗塁阻止率4割4分7厘を誇ることも知っている。「捕ってからも速いし、肩はパワプロで言うならSランク。投手のクイックのレベルも高い」という。

 だからといって黙って指をくわえているわけにもいかない。リーグトップの得点力は、175本塁打の長打力とともに伝統の機動力があってこそ。短期決戦を制するためにもリーグトップの95盗塁をマークした走力を生かさない手はない。ナインの考えも同様で「いつ何時でも走れる準備はしている。打つだけが攻撃じゃない。すべての面で崩していく」(田中)、「相手にプレッシャーをかけるという意味でも、そういう姿勢を見せていってもいい」(野間)と意欲的だ。

 ソフトバンクの分析は着々と進んでおり、甲斐に関しても“弱み”をつかんでいる。チーム関係者は「交流戦でも気になっていましたが、甲斐にはベンチからの指示が多い。本人も気にしながらプレーしているようで、そのあたりも狙い目になるかもしれない」と一端を明かす。

 いざフタを開けたら、走者が出たらすべて手堅くバント…という可能性もある。ただ、急に野球のスタイルをレギュラーシーズンと変えるとは考えにくい。質量ともに豊富な鷹投を攻略するには機動力を絡めた攻撃が不可欠で、甲斐をどう揺さぶるかが勝負のカギとなりそうだ。