FA注目の西武・浅村にソフトバンク「市場に出てくるのなら動かないことはあり得ない」

2018年10月19日 16時30分

ファンの大声援の中、引き揚げる浅村

 18日、パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦で3ランを放った西武・浅村栄斗内野手(27)には今オフFA移籍がささやかれているが、5年ぶりにFA市場への参戦を視野に入れているソフトバンクにとって、浅村は垂ぜんの的だ。

 補強ポイントと完全合致する右打ちの内野手で年齢も若い。チームにとって必要な選手への対価は惜しまないのがソフトバンクのポリシーでもある。「これだけ勝つためには絶対に必要な素晴らしい選手がFAで市場に出てくるのなら、動かないことはあり得ない」(球団関係者)

 もちろん、豊富な資金力を生かしてのマネーゲームでも、口説き落とせるとは限らない。ただ、世代交代も控える打線の強化には絶対に必要不可欠な存在と見ている。浅村の代わりとなり得る補強対象など見当たらない。この日、先発のミランダが浅村に軽々と3ランを左翼席に叩き込まれ、その思いはますます強くなっただろう。外国人枠も埋まっており、宣言となれば浅村に全力投球となりそうだ。

 メットライフドームには孫オーナーが訪れていた。本来なら節目の試合に来ることが多いが、この日が超多忙の合間を縫っての観戦ができる数少ない日だったという。ただ「来れば高勝率」で知られたものの、打ち負けての大敗となってしまった。鷹打線も強打とはいえ、試合後の後藤球団社長は「西武のほうが上です。それは結果が表している」と悔しさをにじませつつも、キッパリと口にした。打線の強化、そして常勝軍団再構築へ諦めない姿勢でアタックする方針だ。