【パCS】第1戦先発の西武・菊池 鷹狩りに自信も…身内が「まだまだ油断できない」の声

2018年10月17日 16時30分

決戦を前に明るい表情で練習する菊池(左)ら西武ナイン

 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦先発が発表された西武のエース・菊池雄星(27)が16日の練習後、対戦するソフトバンクについて言及。「(打線は)どこからでも長打が出る。試合を決めるのは長打、ホームランだと思うのでそこは注意したい」と一定の警戒感を示した上で「自分のやるべきことはやってきた。ここまで調整してきたものを出せれば結果は出る」と苦手攻略に自信をのぞかせた。

 菊池は9月28日、ソフトバンクからプロ9年目にしてようやく初勝利を挙げたばかり。天敵への苦手意識が払拭できたとあれば、CSでも大いに追い風となるところだが、チーム内では「まだまだ油断できない」との声も上がっている。

「雄星が先日の試合でソフトバンクに勝って自信をつけたことはいいことですが、9年間19試合戦ってまだ1勝でしょ。その1勝で『もう大丈夫』とは言えません。ここまで負け続けたということは、相手は間違いなく雄星の弱点とか投球時のクセを見抜いている。その辺を把握しない限り、また同じような連敗が続く可能性はある。しかも、今回はCS初戦という大舞台。公式戦とはプレッシャーがまったく違うはずなので、どうなるかはやってみないとわかりませんよ」(西武ナイン)

 実際、西武の救援陣も17日の第1戦からフル回転を予想。エース左腕が登板するとはいえ、守護神ヒースは「明日の菊池には期待している。ただ、CSは特別な試合で重圧もかかる。相手には(日本ハムを撃破した)勢いもある。ブルペン陣はいつでもいけるよう、序盤から待機すべき」と気を引き締めた。

 菊池は今オフ、メジャー移籍が濃厚と言われるが、ソフトバンク戦で再びふがいない投球を見せれば周囲やファンは快く見送ることはできない。ここはひとつ、気持ち良く海を渡るためにも好投で締めくくってほしいものだが…。