ソフトバンクは16日、ヤフオクドーム内にある球団事務所でスカウト会議を開いた。

 25日に開催されるドラフト会議で指名する候補選手を、この日までに約70人に絞りこんだ模様。永井球団統括本部編成・育成部長兼スカウト室長は「(全体の候補選手は)大学生、社会人の割合が多い。今年は去年の清宮君のような絶対的な存在がいない。ドラフト前日、当日まで(他球団も1位候補が)変わると見ている」と語り、例年になく情報戦が鍵を握ると強調した。

 注目の1位候補については「球団として投手がいいとか、野手がいいとかではなく、基本的には(今年)一番いい選手にいきたい」と方針を語った。ドラ1候補には大阪桐蔭・根尾、東洋大・上茶谷らが挙がっている。