西武の今季最終戦となった6日のソフトバンク戦(ヤフオク)にOBで先日、楽天から戦力外となったばかりの細川亨捕手(38)が観戦に駆けつけた。

 細川は2016年までの6年間、ソフトバンクに在籍していたこともあり、本多の引退試合を見届けると、試合後には2010年まで在籍していたもう一方の古巣ナインと旧交を温めた。

 試合後「稼頭央さんにもあいさつをしないと」と宿舎へ帰る西武ナインを待っている時には、首脳陣となった西口、土肥両投手コーチと握手を交わし近況を報告。前回、2008年日本一時の優勝メンバー・中村剛也内野手(35)を見つけると「おー、サンペイよかったな。せっかくだから、久々に日本一になれよ!」とエール。逆に「なんで楽天辞めたんすか?」と直球質問を受けると「まだ現役で頑張りたいから」などと笑顔を見せた。

 楽天からのコーチ要請を断ってまで現役一本にこだわる38歳捕手の行き先は本当にあるのか。噂される中日入りは今後、現実味を帯びてくるのか。