本紙報道「伊東新監督」が中日チーム内で賛否両論の声

2018年10月07日 16時30分

 中日の新監督に前ロッテ監督の伊東勤氏(56)が最有力候補として浮上していることが判明したことで、中日内で波紋が広がっている。

 6日、西山球団代表は本紙報道について「(来季が)どういう体制で、というのはまだ何も決まっていないから、何も答えようがないですね。ちゃんと体制が決まればお話しします」と話すにとどめた。

 しかし、伊東氏が監督就任となれば、選手、コーチでもこれまで中日に一切在籍したことがなく、完全な外様。それだけにチーム内では賛否両論の声が上がっている。

 今季6年連続Bクラスの屈辱を味わったこともあり、ある選手は「外様でも何でもチームが強くなるなら大歓迎。これぐらい思い切ったことをしないとチームは変わらない。フラットな目線でいろんな選手にチャンスが増えると思う」と歓迎する。チーム関係者は「やっぱり実績のある監督。どんな采配をするのか楽しみ」と期待を寄せている。

 さらに戦力補強の面でも大きな変化がありそうだ。2002年に自由獲得枠で西武入りし、04、08年の日本一に貢献した楽天・細川が戦力外となったが、西武時代は伊東監督に鍛え上げられて正捕手の座に就いた。細川は現役続行を希望しているだけに中日で師弟コンビが復活することも十分。さらにロッテのエース・涌井も西武、ロッテ時代ともに監督だった伊東氏を慕っており、トレードでの中日入りの可能性もありそうだ。

 一方で、別の関係者は「中日に縁もゆかりもない人がやるのはいかがなものか。やっぱり立浪とか、山本昌とか、生え抜きの中日OBが監督をやるのが一番。外様の監督では本当の意味でファンは盛り上がらないよ」と渋い表情を浮かべる。ある選手も「元ライオンズの選手ばかり優遇されるようなチームになったらドラゴンズじゃないですよ」とプリプリだった。

 とはいえ、おおむね期待する声のほうが多く聞かれた。名捕手として西武の黄金時代を支えた伊東氏は、どんな手腕を見せてくれるのか。