菅野78年・鈴木啓示以来のシーズン8度目完封で15勝「監督のために」

2018年10月05日 16時30分

完封で15勝目を挙げた菅野(右)

 さすがはエースだ。巨人・菅野智之(28)が4日の広島戦(マツダ)でリーグ屈指の相手打線を散発4安打に抑え、3戦連続となる今季8度目の完封でリーグトップの広島・大瀬良に並ぶ15勝目を挙げた。シーズン8完封は1978年の鈴木啓示(近鉄)以来40年ぶりだ。G投では81年の江川卓以来のシーズン200投球回と200奪三振を達成。シーズン10完投にも到達し、沢村賞の選考対象となる(1)15勝以上の勝利数(2)150奪三振以上(3)10完投以上(4)防御率2・50以下(5)200投球回以上(6)登板25試合以上(7)勝率6割以上の全7項目をクリアした。

 昨季も沢村賞を受賞しているが、完投数と投球回数は基準に届かなかった。それだけに、菅野は「去年から(全項目を)狙って、沢村賞を取ると言っていた。自分のやってきたことを見つめ直してここまでやってきた」と実感を込めた。

 前日3日には電撃的に由伸監督の辞任が発表された。「自分たちの力が及ばなかった。今日は監督のために投げようと思いました」という菅野の快投には、指揮官も「すごいのひと言。201イニング、8完封。言葉がないですね」と賛辞を惜しまなかった。

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