優勝マジック1で迎えたソフトバンクとの大一番(29日=メットライフ)に先発した西武・今井達也投手(20)は6回4安打2失点だった。

 1点リードの4回二死二塁、この日9番に入った松田に甘く入ったスライダーを左翼スタンド中段に運ばれ「しまった」という表情で両ヒザに手をついた。

 今井は「本当に一球の重さを思い知った感じです。ピンチの場面ではライオンズファンから多くの応援をいただき、とても勇気づけられました。ただ期待に応えることができなかったのはふがいないですし、申し訳ないと思っています」と反省を口にした。