オリックス・小谷野引退発表「松坂に電話したら…」

2018年09月28日 16時30分

晴れやかな表情を見せた小谷野

 オリックス・小谷野栄一内野手(37)が27日、現役引退を発表した。京セラドーム内で会見した小谷野は、6月下旬に登録を抹消されたあたりから引退を考え始め「心と体のバランスが違うようになってきた。努力すればするほど、よりズレが大きくなった」と説明した。

「松坂世代」の一人として球界をけん引し、チーム内でも精神的な支柱となってきたが、プロ16年目の今季は故障に苦しみ69試合で打率2割1分、1本塁打、17打点と振るわなかった。

「松坂世代と言われることに対して誇りは持っている」と笑顔。中日・松坂に26日、電話を入れ「引退するわ」と伝えると、笑いながら「(対戦で)ヒット打ってないじゃん」と言われたという。「クソ!と思ったけど、超一流の選手はユーモアがあって、なごませてくれる。心遣いというかマツ(松坂)がそう言ってくれてスッキリした。彼がトップを走り続けてくれたから目標を失わずにやってこれた。一番かっこいいと思うのは彼。ありがとう」と感謝した。

 今後については「野球にかかわれる仕事をしたい」と指導者への道に興味を示した。10月5日の最終戦で引退セレモニーが行われる。