辻監督 松井稼頭央に感謝「最後までチームに力を与えてほしい」

2018年09月27日 17時17分

松井稼頭央の引退について語る辻監督

 西武・松井稼頭央外野手(42)の引退発表に際して辻発彦監督(59)が感謝の思いを語った。

 27日のソフトバンク戦前、この話題に触れた指揮官は「どんな選手であれ、いずれこういう時期は来る。この年まで実績はもちろん、ファンにも愛されてプレーできて、彼も幸せだと思います」と切り出した。

 続けて「稼頭央が2年目だったと思うんですけど、マウイ・キャンプに参加した時のことを鮮明に覚えていますね。ベースランニングで一塁に駆け抜ける足の速さを見た時に、これはすごいのが来たなと。送球も矢のような送球で、間違いなくこの選手は西武の中心になってやる選手だと思いました」と1995年の春季キャンプの衝撃を語った。

 その後、辻監督は選手としては96年からヤクルトに移籍し野村監督の下で4年間プレーし16年間の現役生活を終えた。その当時の思い出と今の松井稼の状況を重ね「もちろん野球界の功労者ですよ。オレも(当時)野村監督にこう言われた時の(うれしかった)気持ちは忘れていない」と松井をねぎらった。

 試合出場こそ23試合にとどまるが、数字に表れない無形の功労について「若い選手の話し相手になったり、相談を受けたり、チームを明るくさせてくれる。本当に助かりました。今までだったら中村だったり栗山だったり、生え抜きの2人がいて、さらに上の稼頭央が来て彼らにも大きな存在になったと思う。このまま最後まで選手としてチームに力を与えてほしい」と感謝し、まだ先にある「日本一での花道」に言及していた。