ソフトバンクが22日のオリックス戦(ヤフオク)で6―4で逃げ切り、4連勝を飾った。打線がデスパイネ、グラシアルのキューバ砲アベック弾などで効果的に加点。先発の千賀は、7回途中3失点で12勝目を挙げた。

 千賀は完封ペースで迎えた7回二死から、伏兵・宗に右翼テラス最前席へ2号3ランを献上したが、そのほかは危なげなく、9三振を奪って相手打線を圧倒。3球三振を5度マークした右腕は「打者や状況にもよるが、僕は4球使って三振を取ろうとは思っていない。基本的に3球(三振)しか狙っていない」とらしさ全開の投球を披露した。

 前回、天王山となった西武戦では5回途中7失点KOの屈辱を味わった。1週間後に控える直接対決へ「前回はいい経験になった。今日の試合で感じるものがあったので、それを次に生かしたい」とリベンジを誓った。