日本ハム・石井裕也投手(37)が22日、現役引退を発表した。

 2004年にドラフト6位で中日に入団し、08年に小池正晃とのトレードで横浜(現DeNA)へ移籍。10年には江尻慎太郎とのトレードで日本ハムへと移籍した。通算329試合に登板し、19勝19敗6セーブ、防御率は3・06。日本シリーズに4度出場した。

 石井裕は球団を通じ「14年間、プロ野球選手として続けてこられたことにとても感謝しております。最初に入団した中日ドラゴンズでは、落合博満監督をはじめ森繁和コーチや、その他たくさんの方々に厳しい練習の中で、強い精神力や忍耐力を教わりました。その後ベイスターズを経て、ファイターズにきてからは、まず何と言ってもファンの皆さまの温かさに感激しました。皆さまの応援は本当にいつも僕の力になっていました。そして、栗山英樹監督には、厳しい場面でも、信頼して使ってもらったことに感謝しています。たくさんの仲間に恵まれて、ファイターズの選手でいられてとても幸せでした。14年間、本当にありがとうございました」と感謝のコメントを発表した。