秋山が語る強力レオ打線の神髄「雑なバッティングする人いなくなった」

2018年09月22日 13時00分

秋山は21号ソロを含む4安打の大暴れで菊池(左)の13勝目をアシスト

【核心直撃】西武が21日のロッテ戦(ZOZOマリン)に7―4で快勝し、10年ぶりのリーグ優勝へマジック「8」とした。この試合では秋山翔吾外野手(30)が、21号ソロを含む5打数4安打1打点、3得点の大活躍。そんな獅子のリードオフマンが、チームの現状と強力打線について、本紙に本音を明かした。

 ――Vが近づいてきた

 秋山:ファンの方々も期待してくださっているというのはすごく感じますね。ただマジックがつくと何か急に優勝に近づいた感覚というのはあるんですけど、それで優勝できるわけではない。ウチのチームは8年前にやっぱりマジック4を(ソフトバンクに)ひっくり返されているということもあった。僕はその時にまだチームにはいなかったんですけど、そういう話があるとやっぱり、終わってみて優勝できたかどうかだと思います。

 ――マジックを点灯させての戦いは初めて

 秋山:もちろん、初めてですね。油断は全然ないですよ。あんまりマジックは正直当てにしていないというか…。

 ――ソフトバンクや日本ハムの勝敗は常に気になるか

 秋山:気にならなきゃウソになりますよ。やっぱり(ソフトバンクとは)3ゲーム差まで1回、最近は近づいていますし。シーズン中、日本ハムにも(6月末に)ゲーム差なしまで迫られている。ひっくり返されなかったところで自分たちは踏ん張れましたが、それが最後までいけばいい。ここまで来てひっくり返されたら本当に来年以降「どうやったら優勝できるんだ」という、疑心が出る。だから、そういう意味では最後、勝ち切らないといけないシーズン。そういう意味でのプレッシャーもあるし、それを達成したときの喜びもあると思います。

 ――今年はとにかく打線の勢いが止まらない

 秋山:いや、でも開幕して5月あたりは結構皆、研究されて疲労もあり、点が取れなかった試合も多かったし、そこで負けが重なりましたね。そういう意味ではいろいろ受け入れて交流戦のあたりから、しっかり点を取れるところでは取っておこうと(いう形になった)。守っている側からしたら点差がいくらあっても、やっぱり楽に守りたいじゃないですか。ピリピリして何か守りたくないし、できればね(笑い)。投手にも余裕をもって投げてもらいたいというのもあるので、点差が開いたからといって雑にバッティングする人がいなくなったのはチームとしてすごく感じますね。

 ――雑なバッティングとは

 秋山:勝ってても負けてても大量の点差がある中で攻撃となった時に多少、自分としても雑になりがちなんですよ。でもやっぱり点を取るための攻撃であったり、次の日につながるものであったり、次の人につなげるという意識だったり…。そういうバッティングを皆がしているので、気が抜けたような変なアウトにはなっていない。集中力を保ってできているので崩れていないんじゃないかなと思います。

 ――それが徹底されているからこそ12球団トップの得点(21日現在・744得点)なのか

 秋山:監督もベンチでは点差が開いている時に「雑にいくなよ」と言っています。選手同士でもそうですしね。やっぱり油断しちゃいけない。最終的に残るのは自分の数字なので。そういう意味ではチームバッティングをするケースなのか、しっかり塁に出るケースなのか。振りにいったほうがいいケースなのか。皆がそれぞれやっているからこそ、積み上がってきた数字かなと。

 ――残りは12試合

 秋山:終わって喜びたいなという思いだけですかね。やはりホームで(ソフトバンクに)連勝もあったので、しっかりしたゲームをやって勝つだけです。