阪神は16日のDeNA戦(横浜)に20―4と圧勝した。

 記録ずくめの試合だった。1試合20得点はチーム4年ぶりで今季最多。その中心にいたのは2年目の大山悠輔内野手(23)だ。

 初回に先制適時打を放つと、圧巻だったのは3回だ。一死から7号ソロを放ち、再び打席が回って今度は8号2ラン。1イニング2本塁打はセ・リーグでは2016年のビシエド(中日)以来、11人目(12度目)の快挙だ。

 5回にも左前打を放つと、8回は先頭で中前打、打者一巡で再び打席が回り、9号2ラン。3本塁打を含む6打数6安打7打点の大活躍だった。

 1試合6安打は2リーグ制以降の日本最多タイ記録。大山は「昨日(15日)の最終打席は自分で終わっていますし…。それ(一発で仕留めること)は練習でもやっているので、それが(打席で)出せて良かったです」と話した。