カード負け越し…広島またも中日にやられた 頭をよぎる昨季の「DeNAの悪夢」

2018年09月16日 16時30分

平田に勝ち越し弾を浴びた大瀬良(右)

 広島が15日の中日戦(マツダ)に5―7で敗れ、優勝マジックは「6」のままとなった。両リーグトップの15勝を挙げている大瀬良大地投手(27)が3回、一死二塁から平田の適時打で先制を許すと、大島にも適時打を浴び、ビシエドの犠飛、アルモンテの2ランで一気に5失点。それでも丸の36号3ランを含む4打点の活躍などで一時は同点としたが、7回、二死の場面で平田にソロを被弾して6安打6失点で7敗目を喫した。

 試合後、右腕は「7回は絶対に(点を)やってはいけなかった。(中盤から)カットボールのコントロールができていて(失投は)平田さんに打たれた1球だけだった」と悔しさをにじませた。前回8日の同カード(ナゴヤドーム)でも5回1/3を投げて10安打6失点(自責点4)と2試合連続で中日打線のエジキとなっており、セの5球団の中で中日戦の防御率4・31はワーストの数字だ。

 大瀬良のみならず、チーム全体として今季は中日に苦しめられた。対戦成績は11勝14敗で3年ぶりにカード負け越し。そのうちマツダスタジアムでは8勝5敗と勝ち越しているものの、厄介な相手であることには変わりない。特に助っ人野手にやられており、アルモンテは対広島戦で打率3割3分、ビシエドに関しては同4割4厘とお手上げ状態だ。

 さらに、ここにきてリーグ3~6位がゲーム差1・5以内で争うだんご状態に。この日4位に浮上した中日にもCS進出の可能性は十分に残されている。昨季は唯一カード負け越しを喫したDeNAにCSファイナルステージで屈辱を味わわされた。同じ悲劇が繰り返されぬようチーム関係者は「どこが勝ち上がってくるか分からないから、対策はしっかりしておかないと」と警戒を強めている。

 中日が昨季のDeNAとならなければいいのだが…。