西武・山川雪辱へ万全「体がすっ飛ぶぐらいバット振りたい」

2018年09月15日 13時00分

38号2ランを放った山川

 首位の西武が14日の楽天戦(メットライフ)に10―5の貫禄勝ち。先発の菊池は8回2安打1失点で12勝目を挙げた。この日、試合のなかったソフトバンクとの差は3・5ゲームに広がり、いよいよ15日からの最初の天王山を迎える。

 辻監督は大一番を前に「本当に天王山というゲームになる。選手たちがここまでずっと突っ走ってきましたから、私たちも選手たちが全力でやってくれる(ことを信じる)。そこだけだと思います」と、ここまで125試合首位を守ってきた選手への揺るがぬ信頼を口にした。

 初回、手負いのキャプテン・浅村の執念の先制適時二塁打に続き、38号2ランで流れを呼び寄せた4番・山川は「残り18試合、体がすっ飛ぶぐらい(バットを)振りたいと思う。お客さんもすごく入ってくれますし、すべてが力になる。明日(15日)から一番大事な試合がこの場所でできるというのを楽しみにしています」。

 計13打数無安打で3連敗を喫した前回(8月24~26日)の敵地ホークス戦の屈辱を引き合いに「ボクが打てないと勝てないという状況が必ず来ると思うんで、そうなった時に打てるように準備しておきたい。それには体を万全にすること。体がダメだと心も落ち込みますし技術もダメになる」と万全の調整でリベンジを誓った。

 8月20日以降、西武は20日を超える長期ロードで選手の調整もままならなかった。本拠地での打ち込みができず、低空飛行の続いた山川も「遠征に出ていると頭で整理するしかない。ホームに帰ってくれば考えたことを(アーリーワーク等)練習で試せるんで(環境が)全然違う。アーリーでだいぶ変わりました。マシンを打っていて間合いが取れるようになりましたし、今日は試合でも結果が出るだろうなという感覚があった。体を使って打つ大事さを再確認した」と本拠地のありがたさを実感。決戦への準備は整っている。