広島・野間に師匠・新井さんとの“イジリ”密約

2018年09月15日 13時00分

休日返上で練習に取り組む野間

 広島の“新リードオフマン”野間峻祥外野手(25)が14日、マツダスタジアムで休日返上練習を行った。

 ここまで出場109試合のうち82試合でスタメン出場。レギュラーに定着しつつある野間は現在21試合連続で「1番」を務めている。打撃の状態がいまひとつ上がらない田中に代わる新切り込み隊長として存在感を発揮しているが、それでも首脳陣に言わせれば「野間の(1番)起用は流動的」という。

 迎打撃コーチは「野間がずっと1番というのは決まっていない。対戦相手の投手との相性によってはスタメンを外れることもあるし、外れたときに誰を1番にするかとなったときに田中を起用することもある」。そんなこともあり、野間は「試合の中でいろいろと考えながら勉強していかないといけない。1番だからといって(球を)見極めようとすると打てなくなるし、打ちにいこうとした中で見逃せたらベスト」と目下、アピールに必死なのだ。

 そんなブレーク男は、今季限りでの引退を発表した新井とビールかけを行うことを楽しみにしている。

 これまで野間は、新井から“イジリ”の標的にされてきており、両こぶしを鼻に当てながら「結果が出るとすぐこう(てんぐに)なる」と指摘されたかと思えば、左足首付近の負傷から復帰した際には「(野間が)『僕が戻ってきたからにはもう大丈夫』と言っていた」と言ってもいないことを勝手にネタにされたこともあった。だが、これも2人の熱い師弟関係があるからこそだ。

 それだけに野間は、新井を「最高の形で送り出したい」とキッパリ。また「『打率3割を切ったらイジらない』と言われているので、これからもイジってもらえるように」と打率3割に向けて目の色を変えている。

 14日現在、野間の打率は2割9分1厘。愛する新井さんのためにもやるしかない。