ソフトバンクの田中正義投手(24)が14日、福岡・筑後市のファーム施設で約3か月ぶりにブルペンに入った。

 飛躍が期待された2年目の今季は、中継ぎとして開幕一軍をつかんだが、10試合に登板して0勝1敗、防御率8・56と振るわず、5月末に二軍降格。6月22日のウエスタン・中日戦で先発して5回1安打無失点の好投を見せたが、その後、体調不良などで戦列を離れていた。

 先月からトレーニングを本格的に再開。この日、6月以来のブルペン入りで変化球を交えながら約30球を投げた。「徐々にブルペンの回数を増やしていきたい」と、10月の秋季教育リーグ(宮崎開催予定)での実戦復帰を目指す。