引退会見からまさかの6連敗 新井さんが明かす苦しい胸の内

2018年09月12日 16時30分

代打でタイムリーを放った新井だが…

 まさかまさかの足踏みだ。球団初のリーグ3連覇を目前にしている広島が11日のDeNA戦(マツダ)に4―5で競り負け、今季ワーストの6連敗を喫した。緒方監督は「勝ちという結果には結びつかなかったが、内容は悪くない。打線も粘り強くやってくれている」と前向きに話したものの、やはり勝たないことには気分も晴れない。

 1週間前まではVロードをばく進していた。4日の阪神戦(マツダ)をサヨナラ勝ちで制して今季初の7連勝。今回の連敗は翌5日の同カードを3―11で落としてから始まった。5日といえば、新井貴浩内野手(41)が記者会見で今季限りでの現役引退を表明した日でもある。

 この日の新井さんは3―5の8回二死一、二塁の場面に代打で登場。カウント0―2と追い込まれながらもDeNAの4番手・三上が投じた150キロ直球を右前へ。1点差に迫る適時打に「追い込まれていたので、何とか食らいついていこうという気持ちでした。いつもですけど、たくさんの声援をいただいてありがたい」と話した。しかし、チームは“あの日”から6連敗。人一倍、周囲に気を使うベテランは「それはね…けっこう気にしています」と苦しい胸の内を明かした。

 チーム内からはその苦悩を少しでも和らげるべく、あえて「(連敗ネタで)イジってみるのも手かも」との案も浮上しているが…。ちなみに5日以降の新井さんはスタメンで1度、代打で2度出場し、5打数2安打2打点とハッスルしている。まずは大先輩に安心してもらうためにも連敗を止めるしかない。