西武 10年ぶりVを前に2大連戦の“大きな壁”

2018年09月10日 16時30分

 西武がソフトバンクと日本ハムとの「2大連戦」に覚悟を固めている。

 9日のロッテ戦(メットライフ)に6―2と勝利し、2位・ソフトバンクとの4ゲーム差、3位・日本ハムとの5・5ゲーム差をキープ。

 辻監督は追いすがる2チームについて「相手の結果は気になるけどウチは負けないように必死にやっていくだけ。そうすれば(ゲーム差は)詰まらないでしょ。(計算しながら戦う)余裕はないですよ」と勝ってカブトの緒を締めていた。

 ベテランの栗山が「9月に優勝争いをしているのはものすごく幸せなこと。そこに近づいていく戦いができていることがうれしい」と語る10年ぶりのリーグ制覇は確実に見えているが、選手が「最後は消化試合を作りたいけど、そうはならないでしょう。バンクとハム戦の前に最低でも今のゲーム差をキープしていかないと厳しい」(岡田)というように、優勝のための“最終関門”HF2大連戦に死力を尽くすつもりでいる。

 西武は残り21試合のうち13試合が優勝マジックの対象であるソフトバンク、日本ハム戦。しかもその2大連戦が15日からの5連戦、27日からの7連戦と控えている。

 4番・山川が「最後の直接対決は一番すごい試合になると思う。一試合一試合、一球一球に神経を使うゲームになる。そこに最大の準備をしたい。ボクは優勝したことがないんで、ここ最近、優勝経験のある2チームとやるというのは(気持ちで)上回らないと無理でしょう」と語るように、ここを最低でも5割で乗り切らないと西武の悲願は成就しない。

 本当にしびれる戦いを前に西武ナインが戦闘態勢を固めている。