残り試合最多の「28」の金本阪神が恐れる事態とは

2018年09月08日 13時00分

 首位の広島を相手に連勝し、息を吹き返してきた阪神がCS進出へ最後の追い込みをかける。現在、優勝は絶望的な状況ではあるが、2位のヤクルトとは2・5ゲーム差でCSは十分圏内だ。

 金本知憲監督(50)は8日からの3位・巨人との2連戦(甲子園)に「上を狙っていく上では(上位と)直接やるのは理想だけど。今はそうも言ってられない。ラストスパートだから。2位も(目指して)頑張ってほしいですね」と話した。

 4位の阪神は今年、雨天などでの中止が相次ぎ、残り試合はリーグ最多の28。通常は残り試合が多い方が有利とも言われるが、チーム内ではあることに戦々恐々としている。それがエース級の投手と何度も対戦しなければならないことだ。

 チーム関係者はこう心配を口にする。「特に巨人とは消化した試合数で10も差があるわけですからね。向こうはある程度は日程が調整できますし、余裕を持ったローテーションで菅野とかいい投手を当ててくる可能性がありますよ」

 消化試合数が少ないだけでなく連戦も多い阪神は、すでに11~17日の7連戦、19~24日の6連戦、26日~10月8日までの13連戦が決定。ここから天候によっては連戦が延びる可能性もあり、阪神側の相手に合わせた先発の組み替えはほとんど不可能だ。

 別の関係者は「2位との差がもっと開くようなことがあれば、うちにエース級を登板させるのは当然の戦略。そうなったら厳しい戦いを強いられそう」とこぼす。追い込まれた阪神がそれをどこまではね返すことができるのか。もちろん逆転CSへ望みはまだ捨てていないが…。