落選侍を救う!中日がメンタルケア隊結成

2013年02月23日 16時00分

 WBC代表メンバーから外れた中日・大島と山井が22日、沖縄・北谷での練習に合流した。

 大島はこの日行われたKIA(韓国)との練習試合に1番・中堅で出場し、第1打席で右安打を放つなど2打数1安打。「もう完全に切り替えてます。早めに仕上げて逆に良かったかなとプラスに考えています」と前向きに語った。一方の山井は山本昌とともに軽めのメニュー。「こうなったら切り替えようと思っている。一流選手ばかりの中でプレーしたことは勉強になったし、いい経験にしたい」と、こちらもシーズンを見据えた。

 だが、球団内で“落選組”を心配する声は多い。宮崎から沖縄に戻った前日21日は、練習に参加するかどうかは本人たちの意思に任されていた。2人はいずれも「静養」を選択。やはり精神的ショックがうかがえた。

 佐藤球団代表も「何よりも心の傷が心配」と危惧。対策として「メンタルのケアをしなければいけない。選手では吉見にお願いする。コーチは三木トレーニングコーチにお願いしてケアしてもらう」と落選組のための『メンタルケア隊』を結成するプランを明かした。

 右肘の張りで泣く泣くWBC日本代表候補を辞退した吉見は誰よりも当人の気持ちが理解できる上に、選手会長でもある。「一緒に優勝を目指そう」と声をかけるだけでも十分効果がありそうだ。三木コーチにも前向きな気持ちになるようなアドバイスをしてもらうという。侍ジャパンがもたらした悲劇の後始末は、もう少し時間がかかりそうだ。