金本監督に見捨てかけられた男・青柳が復活

2018年09月03日 16時30分

力投する青柳

 阪神のサイドスロー右腕・青柳晃洋(24)が2日のDeNA戦(甲子園)で今季初登板初先発。6回途中3失点と力投し、1年ぶりの白星を手にした。打線も大量援護で、チームは12―3と大勝。5カードぶりの勝ち越しとともに5月25~27日の巨人戦以来となる甲子園でのカード勝ち越しを決めた。

 お立ち台に上がった青柳は昨年8月19日の中日戦(ナゴヤドーム)以来となる勝ち星に「久々に甲子園で投げられてすごくうれしかった。最高です! 今度は9回を投げたい。(シーズン)終盤なので与えられた役割を果たさないといけない」と、さらなる活躍を大観衆の前で誓った。

 そんな青柳は金本知憲監督(50)就任初年の2016年、ルーキーとして4勝を挙げた“金本チルドレン”の一人。だが、今季は開幕二軍スタートで、ファームでは8勝と結果を出しているものの、一軍での登板機会に恵まれず、初年度の期待度からすればかなり存在感は薄れていた。見捨てられつつあった3年目右腕の活躍には、金本監督も「2回までに制球の不安がなかったのでそこからは期待していた。次の登板? もちろんあります」と喜んだ。

 現在の先発陣は秋山や藤浪らが不振でローテーションを固定できず、苦しい台所事情。青柳が先発陣の救世主となれるか。