<広島6-5ヤクルト(31日)>広島のヘロニモ・フランスア投手(24)は31日のヤクルト戦(神宮)に登板しなかった。フランスアは前日30日の巨人戦(東京ドーム)で月間18試合登板を果たし、この日投げれば日本新記録となるところだったが、展開に関係なく登板の予定はなかったという。「(4連投を)経験したことのない子だからね。やっぱりそこは一番気をつけなきゃいけないところ」(畝投手コーチ)。チームは先発の野村から今村、中崎、ジャクソンとつないで逆転勝ちしマジック17に。目先の勝利や記録よりも選手の体調を優先するチーム方針に赤ヘルの強さが垣間見えた。