ヤクルトに同一カード3連敗で今季最大借金9 阪神が恐れる虎党“ボイコット”危機

2018年08月31日 16時30分

ゲームセットの直後、目を閉じる金本監督

 阪神が30日のヤクルト戦(甲子園)を1―3で落とし、同一カード3連戦3連敗。借金は今季最多となる9に膨れ上がった。

 5回、一死満塁の好機で糸原が中飛を放ち、三走・鳥谷がタッチアップ。生還して同点かと思われたが、同時にタッチアップを試みた二走・梅野が先に三塁で刺されて得点は認められずまさかの無得点…。チグハグな攻撃に金本監督も「あんなプレー俺も見たことない。あり得んことが起こっている…」とぼうぜん。梅野は「流れを止めてしまって申し訳ない。自分のせいです…」と猛省した。ただ、チーム内からは「あれは梅野、鳥谷、(三塁コーチの)高代コーチ、3人とも悪い!」(チーム関係者)との声が出るなど後味最悪の敗戦。試合後、ふがいない戦いぶりに泥酔した男性ファンが球場内に居座り、警察が出動する事態になるなど虎党の怒りもピークに達してきている。

 そんななか、気掛かりなのが“ボイコット危機”だ。「本拠地でこんなひどい負け方ばかりだったら、ファンの期待感が薄れてしまう。今回も空席があったりしたので…。今後のチケットの売れ行きも心配だし、もともとチケットを持っていても来ないファンが出てくるかもしれない」(球団関係者)

 この3連戦とも満員御礼でこの日の入場者数は4万4609人と発表されたが、ところどころに空席も目立った。これはチケットを購入しながらも、来場しなかった人が多数いたためとみられ、熱狂的なファンもあまりに勝てないチームに興味を失いつつあるようだ。

 雨天中止が多発した影響もあり、昨季の年間動員数の300万人に達するのは厳しい状況となっている。9、10月が消化試合となってしまえばさらなる客入り減は必至。ファンを振り向かせるためにも勝つしかない。